WSLでsshpassを使ってscpファイル送信②

3807 ワード
WSL2 sshpass ShellScript scp WSL ShellScript テキストリンク

初めに

WSL(Ubuntu)で、シェルを実行したら、パスに記載しているファイルを指定サーバー上の指定フォルダに転送する。
今回はパス毎で転送先を指定できるような形式
どこまでファイルにして、どこまで実行ファイルに書くかはお好みで
2020/10/7 修正

実行(確認)環境

WSL2
Ubuntu 18.04
CentOS7（格納先）

フォルダ構成

# 実行フォルダ（どこでも大丈夫なハズ）
c:\test\
 ├ transport.sh
 ├ filepath(パスを記載)
 └ passfile(パスワードを記載)

# 転送ファイル群
c:\temp\
 ├ test1.txt
 ├ test2.txt
 └ test3.txt

ソース

設定ファイル系

filepath
C:/temp/test1.txt,/root/temp1
C:/temp/test2.txt,/root/temp2
C:/temp/test3.txt,/root/temp3

※改行はLFで

passfile
hogehoge

※１行で記載する必要あり

シェルスクリプト

transport.sh
#!/bin/bash

# sshのユーザー名
USERNAME="root"
# サーバーのホスト
SERVERHOST="XXX.XXX.XXX.XXX"

# ファイルパスをループ
for line in `cat filepath`
do
    # 分割
    arr=(${line//,/ })
    # ローカルファイルパス変換
    upfiles=$(wslpath -u ${arr[0]})
    # サーバーパス
    serverpath=${arr[1]}
    # 送信情報をセット
    transports=$transports" ${upfiles} ${USERNAME}@${SERVERHOST}:${serverpath}"
done
# 送信
sshpass -f passfile scp -o StrictHostKeyChecking=no $transports

実行(一応)

cd /mnt/c/test/
./transport.sh

bin/shでの配列操作が分からなくて、bin/bashに変更、、
ていうか、違いなんて知らなかった、、
まぁ、実用性は遅すぎてほぼ０です、、
１つのsshpassに指定できるので、実用性はだいぶ上がるはず

Handlerは弱い引用(WeakReference)を使う必要がありますか?