【2020.8最新】Pythonのインストール法


はじめに

ご覧いただきありがとうございます。先日MacBook Pro16インチを購入しPythonを再インストールしました。
今回インストールの仕方調べていたところ、zsh使用者向けのものが少ないように感じたのでインストール法をここに残します。
※Catalinaを使用している方はシェルがデフォルトでzshになっています。zshが何かわからなくてもインストールに問題はありません。

手順

今回の手順は以下の通りです。
1. Homebrewのインストール
2. pyenvのインストール
3. Pythonのインストール

1. Homebrewのインストール

ターミナルに以下を打ち込んでください。

/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install.sh)"

ターミナルの開き方からわからない方、不安な方はこちらの記事を参考にしてください。とてもわかりやすいです。
書きながら思ったのですが、Homebrewはbashに入っているんですかね?なぜzshで動いているのかが謎です。
分かる方がいたら教えてください。

2. pyenvのインストール

pyenvをインストールする理由

正直、HomebrewのみでPythonはインストールできます。
Mac使用者で、Pythonをインストールする方はPython3を使用するためだと思うのですが、最近のMacにはPython2だけでなくPython3も標準で入っています。
pyenvをインストールする理由はpythonのバージョンの切り替えが簡単だからです。

インストール

Homebrewを使用しpyenvをインストールします。
ターミナルに以下を打ち込んでください。

brew install pyenv

パスを通す

はじめにでも少し触れましたが、他の記事ではここでbash_profileに書き込むと記述しているものが多いです。
Catalinaからデフォルトのシェルがzshになっているのでbash_profileに書き込んでも基本読み込むことができません。
以下を1行ずつターミナルに打ち込んでください。

echo 'export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"' >> ~/.zshrc 
echo 'export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.zshrc

※デフォルトのシェルがbashかzshかわからない場合

echo $SHELLでデフォルトのシェルを確認できます。

echo $SHELL 
 /bin/zsh             // →zsh
 /bin/bash            // →bash

3. Pythonのインストール

インストール前のPythonのバージョン確認

インストールする前に現在のPythonのバージョンを確認しておきましょう。

python --version もしくは python -V 
 => Python 2.7.16

インストール

今回は2020年8月1日時点で最新の3.8.5をインストールします。

pyenv install 3.8.5

以下を行うことででインストールできるバージョンを確認することができます。

pyenv install --list

バージョンの切り替え

Pythonのバージョンの指定をします。3.8.5の部分は先ほどインストールしたものを記入してください。

pyenv global 3.8.5

Pythonのバージョンをもう一度確認してみてください。先ほどとは違う結果になるはずです。

python --version もしくは python -V 
 =>Python 3.8.5

最後に

Pythonは様々なインストール方法があり、多くの記事を参考にすると逆につまづく可能性がある気がします。
これからPythonをはじめる方のお力になれると幸いです。
わかりにくい箇所や間違えているところがあればコメントなどでお知らせください。
最後までお読みいただきありがとうございました。