Hexo環境を構築する


Hexo環境の構築

作業環境

バージョン
Macbook Macbook Air 13インチ(Mid 2013) BigSur
Home-brew 2.5.12
nodebrew 1.0.1
Node.js 14.15.1
npm 6.14.8

Node.js(npm)のインストール

homebrewは環境が揃っていたので、まずはNode.js(npm)をインストールしていきます。

nodebrewをインストール

Node.js(npm)のバージョン管理ツールであるnodebrewをインストールし、その後npmをインストールします。

brew install nodebrew

Node.jsのインストール

nodebrewがインストールできたら、nodebrewを使ってNode.js(npm)をインストールします。
特にバージョンの指定はないので、安定版を意味する「stable」を指定します。最新版を使用したい場合は、最新版を意味する「latest」を指定します。

nodebrew install-binary stable

インストールコマンドを実行したところ、以下のようなエラーとなりました。

Fetching: https://nodejs.org/dist/v15.3.0/node-v15.3.0-darwin-x64.tar.gz
Warning: Failed to create the file 
Warning: /Users/take/.nodebrew/src/v15.3.0/node-v15.3.0-darwin-x64.tar.gz: No 
Warning: such file or directory

curl: (23) Failed writing body (0 != 979)
download failed: https://nodejs.org/dist/v15.3.0/node-v15.3.0-darwin-x64.tar.gz

回避策として、ディレクトリを作成します。

mkdir -p ~/.nodebrew/src

Node.jsの有効化

nodebrewでは、複数のNode.jsをインストールして使い分けることができます。
インストールしたNode.jsを使い分けるために、使用したいバージョンを有効化します。

nodebrew use v14.15.1

指定するバージョンはインストール済みのバージョンの中から指定します。
インストール済みのバージョンは以下のコマンドで調べることができます。

nodebrew ls

Node.jsへのパスを通す

Node.jsのコマンドが簡単に使えるようにするため、パスを通します。
この後npmを使ってHexoをインストールするので、ついでにnpmでインストールされるモジュールへのパス($HOME/node_modules/.bin)も追加しています。
~/.zprofileへ以下のように追記します。

export PATH=$PATH:$HOME/.nodebrew/current/bin:$HOME/node_modules/.bin

ちなみにbashを使っている場合は、~/.bash_profileに同じ内容を記載してください。
記載したら、一度ターミナルを閉じます。
以下のコマンドでプロファイルを読み込み直しても良いです。

source ~/.zprofile

Hexoのインストール

いよいよHexoのインストールをしていきます。

npm install hexo-cli

先ほどプロファイル設定しておいたので、以下のように普通のコマンドのように使えます。

hexo -v

Hexo環境はこれで完成です。
あとは

hexo init blog

とすれば、blogというディレクトリが作られて、その下でHexoブログを始められます。