IT企業でエンジニアになりたい文系未経験学生に告ぐ!


僕は某IT企業にて採用を担当している人事担当者である。

22卒学生さんとも、今日までにかなりの人数とお会いしてきた。

その中でズバリ言いたいことがあって、良いお天気の休日午後にブログを書いているわけだ。

(文系未経験の学生がHIDEに辿り着くわけないって?twitterで拡散するから大丈夫!^^)

君の手はプログラミング言語と知り合いか?

僕ら人事担当者が真っ先に知りたくなることがこれだ。
JavaScriptでもPythonでもRubyでもなんでもいい。
ProgateでもPaizaでもどこでもいい。
手段やモノはとにかくどうでもいいんだけれど、何かしら触ってみたか?ということ。

学生「私は文系でプログラミングは未経験ですが、なんちゃらかんちゃらであるIT業界にはとても興味を持っています!将来的にはSEとして貢献したいです!!」

人事「なるほど。熱い気持ちをお持ちですね。では、何かしらの言語に触れてみたり本で学習したり、そうした経験はこれまでにありますか?」

学生「今はまだありません(キリッ)しかし、御社では手厚い研修があると伺ったので、入社した際には研修での学びを最大限に・・・・・・・(僕はもう何も聞いていない。この話はいつ終わるのかなあ〜とあくびをしている)・・・・です!(再キリッ)」

人事「そうなんですね〜。よくわかりました。では今回の結果はまた追ってご連絡しますので〜〜。」

今、新卒採用界隈をこのような学生が闊歩している。
学歴の高さは無関係だ。
こういう学生ほど、どういうわけか自身に満ち溢れた顔をしているから不思議で仕方がない。

僕は、このような思考の学生に問いたい。
「君たちは無意識の内に詐欺師になっている。それもすぐに相手にそうとバレるような。自分の興味を根拠づけるエビデンスを何一つ持っていない。採用それ自体にそもそもリスクが伴うってのに、こんな人をわざわざ採用するかい?」

・今は就活が忙しいので、就活が終わったら必ずやってみます!
・IT企業に受かったら、やってみます!(そうじゃないと無駄な時間になるので)

これ、シーズン中に何度も聞いていると、このフレーズを聞くだけでパソコンを切りたくなりますまじでw

このフレーズを学生さんの身近なものに置き換えると、こうです。

・来週の日曜に飲み会するって? ああ〜行けたら行くわ〜。
・明日の予定? ああ〜今んとこ空いてるよ〜。(だけど、君が誘ってくれてるその内容によっては行かないし、他の予定が入るかも。

僕たちの脳内ではこのようなフレーズに変換されるわけですね。
悪い冗談でもなんでもないです。本気で、です。

とにかく手を動かしてみる

文系未経験だから、何もしなくたって許される?
そんなことはないのです。
あなたの持っているという興味を本当の意味で伝えるためには、やってみなければ。

本当に興味のあるものには、自然と手を伸ばすものです。
それを知りたいから。
それを知る中で、ますます心が踊ってくるから。
そして、こうした人を仲間として迎え入れて、一緒に成長していきたいのです。

僕はそう考えていますし、こうした考えを持つ人事担当者は多くいることでしょう。

twitter

twitterアカウントを開設しました。
質問や相談等あれば、こちらまでご連絡ください。

@recruit_ITman