Window10の基礎知識


業務でWindows10を扱うことになり、調べた内容の備忘録。

歴史

大きなものだけ抜粋
・OS登場(1507)
・AIアシスタント『Cortana』(1511)
・生体認証『Windows Hello』(1607)
タイムライン(1803)
クリップボードの履歴と共有(1809)
・更新延期が「HomeEdition」でも利用可能に(1903)
・エクスプローラの検索強化(1909)

アップデート

不具合改善・機能強化などの大型アップデート(2回/年)と、セキュリティ問題修正の通常アップデート(1回/月)がある。大型アップデートはサポート期間と紐づいており、基本はリリースから約18カ月でサポートが切れる。
手動更新と自動更新があるが、自動更新の場合はリリースから数カ月遅れて実行されるようになるため、安定性の観点では〇。手動更新の場合も自動更新が開始されるタイミングになってからが〇。ちなみに自動更新でもファイルのダウンロードまでが自動。インストールは自身でタイミングを選択できる。再起動するタイミングでも自動的にインストールされる。ただし、放っておくと再起動を自動スケジュールされるため、利用中に再起動されないよう設定しておくのがよい。【Windows 10】Windows Updateによる不意打ち的な再起動を防ぐ
バージョンはwinverコマンドか設定➡更新とセキュリティ➡windows updateで確認可能。
なお、大規模アップデートは特に必要な容量が大きく、10ギガ程度が必要なことも。外部接続が上手くいかない場合はドライバを再インストールしよう。

SACとLTSC

通常はSAC。バージョンアップの頻度を下げる必要性が高いものにLTSCを利用する。なお、基本的にクライアントPCへのインストールは推奨されておらず、ATM・POS・医療システムなどの特殊なもののみで利用するものとしている。

Windows 10 は、半期チャネルと長期サービス チャネルに分類されます。半期チャネルは年に2回のペースで最新バージョンがリリースされ、通称「SAC(Semi-Annual Channel)」と呼ばれます。一般的に使われるWindows 10 (Home・Pro・Education・Enterprise)はSACに分類されます。
長期サービス チャネルは、特殊な用途のシステムが稼働する環境向けに、機能の更新を2~3年に1回の頻度に減らしたWindowsのサービス チャネルです。LTSC(Long-Term Serving Channel)と呼ばれます。

Windows 10 LTSBとは?SACやLTSCとの違いも解説から引用。

備忘①:小技

Win10だけという訳ではないが、備忘のための小技。
・通知を消すには「通知とアクション」で設定をオフに。「集中モード」設定でアラームのみ・時間帯絞りなどの設定も可能。
・win+Vでクリップボード履歴を使える。テキスト・画像の保存が可能でピン止めも可能。
・win+ctrl+→で新規デスクトップを作成可能
・「電源をスリープ」でPCのスリープ時間を制御
・入力変換はMicrosoft IMEにて。詳細設定➡全般タブのキー設定「変更」➡ローマ字を削除でalt変換が消えてくれる
・画面が黒塗りになるような場合は解像度を変更

備忘②:ショートカット

・Win+E:エクスプローラ
・ドラッグ中にEscで中断
・Ctrl+N:新規作成
・Ctrl+Sft+N
・Ctrl+Enter:別ウィンドウで開く
・F2:ファイル名変更
・F4:フォルダのリスト表示
・Alt+Pでプレビュー表示
・Alt+Enterでプロパティ
・Ctrl+F1でリボン表示
・Win+Sft+↑で縦だけ最大化
・Alt+F4 or Ctrl+Wでウィンドウ閉じる
・Ctrl+iで設定画面