オフショア開発におけるリモートチームの管理方法


オフショア開発では、リモートチームの管理がよく問題になってきます。

開発者チームが現場にいない場合、仕事の品質はちゃんとコントロールできるのでしょうか?また、リモートチームとはどのようにコミュニケーションを取り、どのようにタスクを割り当てれば良いでしょうか?

「日本企業対オフショアリング。オフショアリングがうまくいかない日本企業はなぜ多いのか?」Mobilunityオンラインウェビナーでは、Tokyo Digital Music Syndicates社のCTO / Technical Directorの小松純氏がリモート開発チームとの日々の関わりの課題についてご講演いただき、それぞれの質問について説明しました。

リモートチームを管理するには、
・経験の長いシニアのオフショアエンジニアにチームリードの役割を担当してもらう。なぜなら、他のオフショアメンバーとのコミュニケーションのハブになってもらい、困りごとの解決などをサポートしてもらうことができるからだ。
・タスクで何を期待するかを伝えることに重点的に時間とパワーを割く
最初からタスクごとの説明を書ききったり資料をまとめたりするのは難しくても、最低限ラフな箇条書きやサマリーのメモだけでも書いて伝えて、不明点を質問してもらえるようにする
・日常的にCallで顔を合わせて話をするリズムを作る
何かストレスを抱えていたりしないかなどを確認し、問題があればしっかり話をして早めに対処する
・日常のコミュニケーションの中心はSlackでのテキストチャット
Callだと聞き取れなくて誤解が発生しやすいので、大事な話はテキストベースで

より具体的に下記のリンクより小松氏のプレゼンテーション全体を確認できます。
https://www.youtube.com/watch?v=-at6QEAdqpo