何がわからないのかわからないはなにもわからない


1年以上前の記事なのだが「何がわからないのかわからない」は何がわからないのか を読んだ。詳細は記事参照、だが、ポイントは以下。

1 . アサインされたプロジェクトの全体像
2 . 全体像の中で、自分の担当(どの機能?どのフェーズ?)
3 . 作業対象の初期状態
4 . 作業対象の目標の状態
5 . 目標に至るために必要な作業
6 . 各作業の所要時間
7 . 参照するべき資料
8 . 資料へのアクセス方法
9 . 「作業が完了した」ことを、誰がどのように判断するのか
10. ここまでに整理した作業すべてを、いつまでに実行すればいいのか

「これらをできる限り具体的に書き出す」ことを通して「わからないこと」を明確にするというステップです。

実際表題のように思うことは自分でもある。かつ何がわからないのかわからないことは弊社でも多々あるので非常に使えそうだと思った。なのだが、実際にわからない人はこれでもまだ難しい気がするというかこの10項目埋めるのに1日以上かかってしまいそう。プロジェクトが大きすぎてこれでも多すぎることがある気がしたので更に細分化したほうが良いように思った。

ということで以下更に砕いてみたもの。

第1ステップ:What to do by When. やること & 期限 がわかる

  • 作業対象の現在の状態
  • 作業対象の目標の状態
  • 作業対象を、いつまでに実行すればいいのか

第2ステップ:How and with Whom. そのための資料と、助けてくれる人 がわかる

  • 参照するべき資料(あれば)
  • 作業完了あるいは完了不可能となったときに声をかけるべき相手は「あなた」か。「あなた」でない場合誰か。

第3ステップ:Now. 1, 2を活用することで自分の現在地 がわかる

  • 目標に至るために必要な作業
  • プロジェクト全体像と、全体の中の箇所

いずれも1, 2 がわかることにより分かる。

プログラミングスクールのメンターを辞めました の議論だったり私の プログラミングスクールに通う意味はありますまいか の感想だったりって何がわからないのか教える側も教わる側もわからないのだろうなと思いそのテンプレートとなる共通理解が必要なのだろうなと思いました。

以上なにがしか参考になればさいわいです。