OpenStreetMapのデータでルート検索を行うroutinoを、Ver.3.2にアップデートしてみた。
はじめに
AWS EC2 で動作している Ubuntu-16.04LTS上の、routino-3.1 を、routeino-3.2 に更新します。更新といっても、一式をダウンロード／makeなので、実質的に再インストールです。
この記事は、以前の「ルート検索routinoをインストールする」の続編です。
routine-3.2 のインストール
環境
Ubuntu 16.04LTS
Apache/2.4.18 (Ubuntu)
アップデート
念のためパッケージ類のアップデート
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade
$ sudo apt-get dist-upgrade
Routinre-3.2のダウンロード＆make
既に必要なパッケージはインストールずみなので make 一発です。
$ wget http://www.routino.org/download/routino-3.2.tgz
$ tar xvfz routino-3.2.tgz
$ cd routino-3.2/
$ make
（参考）SVNから最新のソースが取得できるようです。
$ svn co http://routino.org/svn/trunk routino
Web配置とパーミッション変更
$ sudo cp -a web /var/www/routino-3.2
$ sudo chown -R www-data:www-data /var/www/routino-3.2
leaflet/OpenLayersのインストール。
いずれも地図表示用ライブラリで、Webページ上で動作確認するには必要です。
leaflet
レガシー版の 0.7.7 が入ります。
$ cd /var/www/routino-3.2/www/leaflet/
$ sudo -u www-data install.sh
OpenLayers
OpenLayers が github から配布されるようになっていたので、install.sh を編集してから実行します。
$ cd /var/www/routino-3.2/www/openlayes/
$ vi install.sh
---
(変更箇所)
#wget http://openlayers.org/download/OpenLayers-$version.tar.gz # コメントアウト
wget https://github.com/openlayers/ol2/releases/download/release-2.13.1/OpenLayers-2.13.1.tar.gz
---
$ sudo -u www-data install.sh
地図データ準備とパラメータ設定
以前の記事の、OpenStreetMap データダウンロード＆データ変換、及び
地図パラメータ設定のとおり設定。
apacheの設定
基本設定はできているので、元のバージョンに簡単にもどせるよう、シンボリックリンクで変更
# cd /var/www/
# sudo mv routino routino-3.1.1
# sodo ln -s routino-3.2 routino
動作確認
ブラウザでアクセスし本家( http://www.routino.org/uk/ ) と同様の画面で、日本地図表示されルート検索できることを確認。今まで動作していたなら特につまずくこともないでしょう。
参考
Author And Source
この問題について(OpenStreetMapのデータでルート検索を行うroutinoを、Ver.3.2にアップデートしてみた。), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/yasushi00/items/9790af557db404635a6c著者帰属：元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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