環境変数の設定、その意味


避けては通れない道

現場に行くとまずはじめに行うのは開発環境構築です。
そして必ず直面する環境変数の設定。
手順書に従えば設定はできるけど、これは一体なんなのか

環境変数とは

・OSが動いているときに使える変数
・Terminal環境内における変数
など調べると色々書かれています。
プログラミングを行うときにも変数の定義がありますが、
それと同じようなものをOSに設定するイメージかと思います。

ターミナルでprintenvというコマンドを打つと、
現在設定されている環境変数の一覧が表示されます。

PATH

環境変数のうちの一つ。
通常、コマンドはそのコマンドが格納されているディレクトリでしか実行できませんが
Pathを通すことで他のディレクトリからの実行であってもOSがコマンドの格納先を参照してくれるようになります。

例)
mvnコマンドを使いたい場合、何も設定しなければ
C:¥apache-maven-3.x.x¥bin などインストール先のbinディレクトリでしかmvnを実行できません。
しかし、PathにC:¥apache-maven-3.x.x¥binを設定すると他の場所からでも実行できるようになります。

JAVA_HOME

こちらも環境変数のうちの一つ。
JDKがインストールされているディレクトリを指定します。
他のプログラムがjavaを使用したいときにこちらを参照することになります。

例)Mavenがビルドするときに使うのはJAVA_HOMEに設定されたディレクトリのJava