IPとIPアドレスについて解説していきます。

*IP=インターネット プロトコルの略です。

IPアドレスとは、IPプロトコルがデータを送る先のコンピュータや機器を特定するためのもので、よく住所と例えられますね。

IPアドレスの管理団体とIPv4/IPv6

ICANNという団体が管理しており、この団体が必要に応じて配下の団体(地域や国、プロバイダ)に、IPアドレスを配布します。

主に使用されているPIアドレスは、IPv4と、IPv6の2種類があり、IPアドレスの書式が異なります。

ICANNが所有するIPv4は2011年2月3日に枯渇してしまいました。。。
IPv4は32bit(2^32の42億個)、IPv6は128bit(2^128の340澗個)となっており、新しくIPアドレスを使用する場合はIPv6形式のIPアドレスを使用することになりそうですね。

IPアドレスの構成

一つのIPアドレスは、「ネットワークアドレス」と「ホストアドレス」の部分で分かれています。
ネットワークアドレスは、LANなどのひとつのネットワークに対して付与され、ホストアドレスはそのネットワークに属するコンピュータなどの機器に対して付与されます。

176.16.1.1
というIPアドレスがあった場合、

176.16 がネットワーク部(ネットワークアドレス)

1.1 がホスト部(ホストアドレス)です。

グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレス

「プライベートIPアドレス」はLANに接続されているコンピュータや機器に対して付与される特殊なIPアドレスです。
インターネットなどでは、使用されません。また、ひとつのLANで同じプライベートIPアドレスが使用されることはありませんが、　別のLAN内では同じIPアドレスが使用されることもあります。

「グローバルIPアドレス」はインターネットで使用されているIPアドレスです。
上記のICANNが管理しているIPアドレスはグローバルIPアドレスのことを指しています。

日本ではICANNから付与されたIPアドレスを、JPNICとうい団体が管理しているみたいですね。

※参照
http://www.picfun.com/lan06a.html