GCEを端的に説明


GCEとは?

GCE(Google Compute Engine)とは、Googleが提供するクラウドサービスの内のIaaSです。

そもそも...

  • クラウドサービスって?

    • クラウドサービスは、従来ローカルコンピュータで利用していたデータやソフトウェアを、ネットワーク経由で利用できるようにしたサービスです。Googleが提供しているクラウドサービスは Google Cloud Platform(GCP)です。
  • IaaSって?

    • IaaS(Infrastructure as a Service)はクラウドコンピューティングのうちの1つで、仮想化技術を利用してハードウェアリソース(CPU/メモリ/ストレージ)などのITインフラをインターネット経由で提供するサービスです。

GCE概要

GCE(Google Compute Engine)はGoogleのデータセンターとネットワークで運用される仮想マシンをOSレイヤーまで管理し提供してくれるサービスです。
つまり、ハードウェアなどのメンテナンスやOSアップデート、パッチ当てなどをgoogle側で管理してくれるサービスです。

また、他クラウドサービス(AWS, Azure)のIaaSと違い
GCEはGoogle側のメンテナンスがあった場合、仮想マシンの再起動などを気にする必要はありません。
GCEにはライブマイグレーション機能が備わっていて、稼働したままメンテナンスが行われます。

  • ライブマイグレーションとは
    • サーバ仮想化環境で動いている仮想マシンを、OSやアプリケーションを停止させることなく、丸ごと別の物理サーバへと移動させることです。 ライブマイグレーションを行うと、対象となる仮想マシンのメモリイメージが、そのままライブマイグレーション先の物理サーバへと移動します。

参考: