Google Compute EngineでCentOSのタイムゾーンを変更する


概要

Google Compute Engine(GCE)上でCentOSを使ったVMインスタンスを作成した際、デフォルトのタイムゾーンがUTCとなっているため、日本標準時に変更する。

使用OS

CentOS 6.10

設定変更手順

1. ZONE変数の修正

下記ファイルを編集する。

/etc/sysconfig/clock

デフォルトは ZONE="UTC" となっている。
日本国内(UTC+9)であれば "Asia/Tokyo" を設定する。

ZONE="Asia/Tokyo"

2. /etc/localtime編集

次に、/usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyoを/etc/localtimeに上書きコピーする。

$ sudo cp -a /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime

3. VMインスタンスを再起動する

GCEのコンソール上から再起動するか、コマンドラインで下記を実行して再起動する。

$ sudo shutdown -r now

4. 確認

再起動の完了後、以下コマンドを実行して日本時刻になっているか確認する。

$ date

(以上)