仕組みを知れば応用力がつく


皆さんはとあるデータやシステムにあったときどうしますか?ほとんどの人が使い方を教えてもらってそれを一生懸命手順をメモして、その通りに間違えないように使うと思います。

 でもこれって大きな問題がありませんかね?そう。応用が利かないのです。。。
 なぜ応用がきかないのかそれはつまり、仕組みを知らないからです。

 そう!ある意味自分への戒めでもあるのですが、自らの使っているシステムやツールやサービスの仕組みを知る意識を持ちましょう。

 その中でもとりわけ色々なMAツールやWebシステムの肝はやはり計測の仕組みにあります。

 いつも新しいものに出会ったら「(システム/ツール名その他) 計測 仕組み」と是非ググってみてください!
 大体の場合偉大なGoogle先生が教えてくれることでしょう。(多分)

 別にGoogle信者じゃないのですがそんな何でも教えてくれるGoogle先生に敬意を表してGA(Google Analytics)を例にして説明するとGAはWebビーコン方式を基に計測されており、このワードで計測すればデータを飛ばす仕組みが大体図解されています。

 このケースだとここで注目意識してほしいのは計測の「タイミング」や「計測内容」そして「計測方法」です。するとどうでしょう何ができて何ができないのかを仕組みから理解することが可能です。そしてCookie計測が分かれば自然と様々なケースに対応できるようになります。

 よって理屈をもってデータの正確性について担保することができますし、以下のような質問にも対応可能です。

 社員「ねぇねぇなんでこのセグメントって売り上げが出ないの??」
 データ屋さん「それはサンクスページがセグメントにしたときに外れてるからだよ」
 ※一般的に売上計測は大体サンクスページで売り上げ金額をパラメータとしてサーバーに送付することで計測しているから
 社員「ねぇねぇなんでこの数字合わないの??」
 データ屋さん「それはセッション計測が重複してるからだよ^^」
 ※セッション計測同士を比較すると一部重複部分が発生し、誤計測の恐れがある。

 これだけで、知らない人から見ればこいつやるなとか一目置かれることでしょう。ある程度経験を積むとシステムを見るだけでこれってこういう計測してるのかな?とか予測がつくようになってきます。
 
 是非仕組みを知る!知ろうとする意識を忘れないようにしましょう。

 その場限りの知識ではなく根本を少しでも理解することの積み重ねが自分を大きく成長させます。