プログラミング入門のためのCygwin導入(C,C++)


はじめに

プログラミング入門の授業を受ける(受けた)し,Cygwinを入れてC言語の勉強をしたい,だけどうまく導入できない… そんな後輩のためというローカルなターゲットのための記事です.
CygwinでC言語・C++のコンパイル・実行,それとmakefileが使えるようになることを目指します.
ちなみに僕も「なんとなくやりたいことはできてるけどよく分からない」ような環境構築しかしておらず,Cygwinにそこまで詳しいわけではないです.
そんなでも使えるんだという解釈の仕方もあります(?)

Cygwinのダウンロード

Cygwinの「Installing Cygwin」からビット数の合うものをDL.
バージョンは3.0.1でした.

Cygwin Setupを起動してインストール作業を開始

  1. Cygwin Net Release Setup Program 次へ
  2. Choose A Download Source 「Install from Internet」を選択したまま次へ
  3. Select Root Install Directory デフォルト(おそらくC:\cygwin64)のままでいいでしょう.Install ForもAll Usersでいいと思います.次へ
  4. Select Local Package Directory デフォルトでいいでしょう.次へ
  5. Select Your Internet Connection 「Direct Connection」を選択したまま次へ
  6. Choose A Download Site おそらく近くて信頼できるサーバを選択するのが良いのでしょうがそんなに気になることはないでしょう.「http://cygwin.mirror.constant.com」を選択したまま次へ

おそらくここまでは問題ないんですよね.
むしろ知りたいのはこの後ですよね.

Select Packages

基本的には検索窓に「gcc」とか「make」とか入れるとそれっぽいのが見つかるのでバージョンを選択するという流れだと思いますが,それは慣れてからということにして,ここでは細かく見て行きましょう.

ViewをCategoryに切り替えます.
Allを展開,さらにDevelを展開.
以下にリストアップした項目のNewをプルダウンしてバージョンを選択します.
最新のでいいと思います.

  • gcc-core
  • gcc-g++
  • make

それと,All内のShellsを展開した中にあるchereを入れると便利みたいです.
参考: CygwinでC
Cygwinインストール後にTerminalを管理者権限で起動し,chere -iを実行すると,ファイルエクスプローラから右クリックで、その場所をカレントディレクトリとするTerminalを起動できるようになります.

他の項目はデフォルトのまま置いておきます.
(デフォルトで選択されているものと,デフォルトではSkipになっているものとがあると思います)

次へ

仕上げ

次へを押していくと緑のゲージが出てインストールされていき,それが終わるとCreate Iconsの画面になります.
両方チェックしてアイコンをデスクトップに置いておけばプログラミングに気が向く頻度が上がるかもしれません.

確認

Terminalでgcc --versionmake -vを実行してgccとmakeのバージョンが表示されるか確かめましょう.
表示されたら無事インストールできているはずです.
お疲れ様でした.

僕たちのプログラミングはこれからだ!