初めてのPython学習④


関数

▼関数とは

処理をまとめたプログラムの塊

Pythonは予め用意された関数を使うことも、自ら関数を作ることも出来る
関数を組み合わせてプログラムを効率的に作る

関数の定義

def 関数名():
    実行する処理

▼引数
関数を呼び出す際に関数に渡すことの出来る値

▼仮引数
引数を受け取るための変数

def 関数名(仮引数):
実行する処理

▼関数に引数を渡す
関数名(引数)

(例)コード

def animal(name):
    print('My favorite animal is' + name)

animal('dog')

出力結果
My favorite animal is dog

▼流れ
①animal('dog')の引数'dog'が仮引数nameに代入
②関数animal(name):の中の処理が実行
③'My favorite animal is dog'が出力

▼注意
スコープ
変数には使える範囲が決まっている(=スコープ)。
仮引数や関数の中で定義した変数のスコープは関数の中だけで使える
※上記コードならnamedef animal(name):の中だけで使える

引数を渡すとき
仮引数を,で区切って定義
▼コード

def animal(name, voice):
    print(name + 'の泣き声は' + voice)

animal('dog','ワンワン')

出力結果
dogの泣き声はワンワン

▼注意
引数は仮引数と同じ順番で渡す
 仮引数→name,voice
 引数 →'dog','ワンワン'

▼引数の初期値設定
引数が省略されたときに、変わりの値として初期値を使う
▼コード

def animal(name, voice='わかりません'):
    print(name + 'の泣き声は' + voice)

animal('dog','ワンワン')
animal('rabbit')

出力結果
dogの泣き声はワンワン    ・・・引数に設定した値
rabbitの泣き声はわかりません・・・初期値の「わかりません」が代入

▼戻り値
return 戻り値
・戻り地を呼び出し元に返す
・関数内の処理を終了させる

▼モジュール
・Pythonのコードがかかれたファイル
コードが長くなったときにファイルを小分けにしてimportを用いて読み込む
Pythonにはすでにモジュールが用意されている(=ライブラリ)

import ファイル名(拡張子×)
ファイルの読み込み

モジュール名.関数名()
ファイルの中の関数の実行