ラバーダック・デバッグってなあに?


ラバーダック・デバッグとは

ラバーダック・デバッグとはプログラミングにおけるコードのデバッグ手法の一つです。

プログラマーがラバーダックを持ち歩き、アヒルにコードを1行ずつ説明することによってデバッグを行うという話が由来です。
この手法には多くの別名があり、様々な無生物が用いられています。

ラバーダックデバッグの利用方法

この手法の使い方はシンプルで、ラバーダックのように、無生物の物体に、コードを説明するだけです。
言葉にすることで、頭の中で問題が整理されて、その問題を突破することができるかもしれません。

実際プログラミングに当てはめてみると

実際にプログラミングに当てはめてみると、以下のようか効果があるかもしれません。

  • 目的のコードと実際の挙動を説明することで、その違いに気付くことができる。

  • 問題を説明することで、その解決策を思いついたりすることができる。

ラバーダックデバッグを正しく行うために

ラバーダックと問題を正しく共有するためには、わかりやすく、明確に説明をする必要があります。

また、アヒルに話かける時は、知識や経験がない素人に話しかけるのと同じです。
素人に話すのと同じように、専門用語を避けて、相手がイメージしやすいように話さなければいけません。
それを意識して言葉にすることで、より頭がクリアになり、問題に直面できるようになります。

最後に

ラバーダックデバッグはプログラミング以外の場面でも、問題に直面した場合に役に立つかと思います。

プログラミングはもちろん、プログラミング以外の場面でも何かに行き詰まった場合にはぜひアヒルに話しかけて見てください。
きっと頭が整理されて、問題解決につながると思います。