ConohaのUbuntu 18.04にプライベートネットワークを設定する


ConoHa VPS (アフィ有) では、VPS間を繋ぐローカルネットワークを設定できます。
Ubuntu 16.04 での設定方法は検索すると出てきますが、Ubuntu 18.04 の Netplan での設定方法を参考に残します。

まとめ

  • Netplan は設定ファイルをYAMLで記述する
  • /etc/netplan 以下に ***.yaml の設定ファイルを置けば、読み込まれる
  • ファイルを作成して netplan apply するだけなので、シェルスクリプトで自動化しやすい (再起動も不要)

ConoHaにローカルネットワークを設定する

ローカルネットワークの設定は、まずConoHaの管理画面でプライベートネットワークを作成し、
次にサーバーにネットワークインターフェースの設定をすることになります。

管理画面での設定方法は、ConoHaの解説ページを見てください。
プライベートネットワークを使う|VPSならConoHa

サーバーにローカルネットワークの設定をする

ローカルネットワークの設定をするネットワークインターフェース名を調べます。
私の環境では eth1 でした。

# ネットワークインターフェース名を確認する
ip a

ConoHa のプライベートネットワーク設定を 192.168.0.0/24 に設定し、
サーバーのIPアドレスは 192.168.0.1 と表示されていたので、
以下の内容の設定ファイルを新規作成します。

/etc/netplan/11-localnetwork.yaml
network:
    ethernets:
        eth1:
            addresses: [192.168.0.1/24]
            dhcp4: false
    version: 2

ファイル名の 11-localnetwork.yaml は自由につけてください。
ただし拡張子は .yaml じゃないとダメなようです(.ymlだと読み込まれなかった)。
今回はサーバー作成後から 10-gmovps.yaml があったので 11- にしています。

最後に設定を反映します。再起動しなくても反映されます。

# 設定を反映
netplan apply

# ローカルネットワークの設定が反映されているか確認する
ip a