VPS上のLinuxでVS CodeをX Windowで動かしてみた


勉強会やキャンプ中にスマホのギガを消耗せずに、npm installとかvagrant upとかしたかったのでやってみました。
あと、WindowsタブレットとかでネイティブLinuxで開発できたらなぁとも思って。

結論から言うと、めっちゃ動作が遅かったです。

環境

Conohaの512MBプラン+Debian9

構築

とりあえずユーザーを作る

vscodeはrootユーザーだと怒られるので、ユーザーを作って公開鍵認証できるところまで

# adduser <user名>
# su - <user名>
$ mkdir .ssh
$ cd .ssh
$ nano authorized_keys # ← 自分の公開鍵を書き込む
$ chmod 600 authorized_keys
$ cd ../
$ chmod 700 .ssh
$ exit

X Serverを入れる

# apt-get -y install xserver-xorg

日本語化する

日本語対応しておかないと、vscodeに日本語拡張入れた時に豆腐まみれになります

# apt -y install task-japanese locales-all
# localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8 LANGUAGE="ja_JP:ja" 
# source /etc/default/locale

VS Codeを入れる

リンクやファイル名は、記事を書いた時のバージョンです
詳しやり方はここ見てください。

# apt install -y libxss1 libgtk2.0-0 libasound2
# cd /tmp
# wget https://az764295.vo.msecnd.net/stable/f46c4c469d6e6d8c46f268d1553c5dc4b475840f/code_1.27.2-1536736588_amd64.deb
# dpkg -i code_1.27.2-1536736588_amd64.deb
# apt-get install -f

クライアントからX Window試す

クライアントPCからServer上のVS Codeが動くか試します

client:$ ssh -X <user名>@<ホスト>
server:$ code .

感想

冒頭にも書いたように、動作がもっさりしてます。ネットワーク的な問題だと思うので、どうしよもない感じですね。
あと、このままではまだ日本語入力はできませんが、今回は「どのくらい使えるか」をやってみたかったので、試してません。

参考

Visual Studio Code on Linux
日本語環境にする