FFmpegを使って動画の手振れ補正をするバッチファイル


手振れ補正がスマホに入っていなくても、FFmpegの手振れ補正機能(vid.stab)を使えば手振れ補正をすることができます。
少し変な部分が出てきますが、撮影したそのままの動画より遥かにましになります。

vid.stabはかなり時間がかかるので、バッチファイルを使って寝ている間に処理させましょう。

vid.stabに対応したffmpegは https://ffmpeg.zeranoe.com/builds/ からダウンロードできます。

解凍したら、binフォルダにパスを通すか、次のコードのffmpegを置き換えて、ffmpeg.exeが実行できるようにしてください。

以下のコードを「stab.bat」として保存し、手振れ補正したい動画を複数選択してstab.batに向けてドラッグアンドドロップしましょう。
そうするだけで処理が始まります。

stab.bat
@echo off
setlocal enabledelayedexpansion
cd /d "%~dp0"
cd ..
:loop
if "%~1" == "" goto end
ffmpeg -i "%~1" -vf vidstabdetect -an -f null -
ffmpeg -i "%~1" -vf vidstabtransform -y "%~dpn1-stab.mp4"
:finish
echo .
shift
goto loop
:end

ffmpeg …の部分をほかのコマンドに置き換えることで、寝ている間にいろいろな処理を行うことができます。

複数ファイルを処理するバッチファイルのひな型を忘れがちなのでメモ的に投稿しました。