【初心者向け】PHPマスター講座 vol.4(比較演算子を学ぼう)


みなさんこんにちは!けいです

今回は「比較演算子」について解説します!

【PHPマスター講座】演算子とは

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▶︎演算子(えんざんし)とは何か🐼?

ひとつ以上の値 (あるいはプログラミング用語における「式」) から別の値 (制御構造が式になるように) を生み出すもの(引用先:PHPマニュアル)

見てもらうとわかるように…

マニュアルは「これでもか!」ってくらい
簡単な内容を複雑に書く天才なので

今回は演算子の中でも
初心者が一番初めに学んでおくべき

【比較演算子】について
一つずつ丁寧に解説していきます!

※演算子の基本となる「代数演算子」の知識が曖昧な方は上記リンクから別記事を先に読むと理解度を上げていくことができますよ。


▶︎【比較演算子を一言で表すと】🐼

「値同士を比較し、その結果を返す」ですが…

これだとまだイメージがつきにくいので

一つずつ丁寧に解説していきます!

【比較演算子①】
・「>」:より多い
・「<」:【未満】より少ない
・「>=」:【以上】より多いか等しい
・「<=」:【以下】より少ないか等しい

「以上」「以下」「未満」の違いによって

計算で表す内容は大きく変わるので

今回の記事でしっかりと抑えておきましょう!


【比較演算子②】
・「=」:代入
・「==」:等しい
(値が等しい時に「TRUE」を示す)
・「!=」:等しくない
(値が等しくない時に「False」を示す)
・「===」:等しい
(値が等しく型も等しい時に「TRUE」を示す)
・「!==」:等しくない
(値も型も等しくない時に「False」を示す)

※(データ)型
=文字、数値(整数)
=数値(実数=小数点を含む値を指す)
=論理(TrueかFalseか/YesかNoか)

(現時点では【30%くらい】の理解でも大丈夫です。今から補完していきます!)

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▶︎比較演算子を実践で学ぼう🐼(基礎編)

基礎編ではPHP学習者が一番気になる

「==」
「===」

この違いを簡単に解説していきます。

・前提条件
$manga=100
$anime=100

・上記ケースの場合
$manga == $anime
//$mangaと$animenの値(100)が
 どちらも等しいので「TRUE」になります

$manga === $anime
//$mangaと$animenの値(100)は等しいけれども
 データ型が異なるので「FALSE」になります

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💡ポイント💡

・「==」:等しい
(値が等しい時に「TRUE」を示す)

・「===」:等しい
(値が等しく型も等しい時に「TRUE」を示す)

※(データ)型
=文字、数値(整数)
=数値(実数=小数点を含む値を指す)
=論理(TrueかFalseか/YesかNoか、真か偽か)

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▶︎比較演算子を実践で学ぼう🐼(応用編)

さて、ここまでで基礎を学べたと思うので

次は実際に応用編として

「比較演算子」を学びましょう。

①「>=」を使うケース:
【以上】より多いか等しい

<?php
$age = 21;

if($age >= 20){
echo '成人(飲酒ができます)';
} else {
echo '未成年(飲酒はできません)';
}
?>

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▶︎【表示結果】

成人(飲酒ができます)

※今回は「21歳(20歳以上)」なので「TRUE」の成人(飲酒ができます)が表示されます!

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②「==」を使うケース:
等しい(値が等しい時に「TRUE」を示す)

<?php
$login_name = 'けい';

if($login_name == 'けい'){
echo 'ログインに成功しました!';
} else {
echo 'ログイン情報が誤っています。';
}
?>

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▶︎【表示結果】

ログインに成功しました!

※今回は変数名($login_name)の「'けい'」がif文の「==」の内容と同じなので、TRUEの結果が出力されます!

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③「===」を使うケース:
等しい(値が等しく型も等しい時に「TRUE」を示す)

<?php
$age = 21;

if($age === '21'){
echo '年齢は同じです!';
} else {
echo '年齢が違います。';
}
?>

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▶︎【表示結果】
年齢が違います。

※''が入っているので、数字は同じですが
型の表示が異なるので「elseの結果」が出力されます!

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さて、今回のPHPマスター講座 vol4(比較演算子を学ぼう)はここまでとなります!

少しでもあなたのPHP学習のお役に立てれば幸いです😌