ogr2ogrでRFC 8142 準拠のGeoJSONSeqを出力する


RFC 8142 をベクトルストリームのワイヤフォーマットに使う理由を受けて、その生産方法を考えました。

ogr2ogr 2.3 以前の場合 ( jq がインストール済みであること)

ogr2ogr -f geojson /vsistdout/ 入力 | jq -c ".features[]" | sed 's/{"type":"Feature"/\x1e{"type":"Feature"/g' > 出力.rfc8142

やっていることは見てのとおり

GeoJSONにして
改行区切りGeoJSON Feature (いわゆるndjson)にして
フィーチャーオブジェクトの直前にRSコードを付与

ogr2ogr 2.4 以降であればRFC 8142準拠のGeoJSONSeqに直接対応しているので

ogr2ogr 出力.geojsons 入力

だけでよい。ogr2ogrはRFC 8142準拠のGeoJSONSeqの拡張子は .geojsons であるとする立場のようです。
別の拡張子にしたいなら

ogr2ogr -f geojsonseq -lco RS=YES 出力.rfc8142 入力

-lco RS=YES がないと、RSコードのない改行区切りGeoJSON Feature、いわゆるndjsonになります。