terraformのtfファイルをJSON(やYAML)で管理する


個人的な感想としては、JSONファイルは、人間が編集して使用するには向いていない。terraform の tfファイル(HCL)は、やや人に優しくなっているが、YAMLほどではない。
つまり、何が言いたいかというと、terraformの管理をYAMLでやりたい。

terraformのtfファイルはJSONでも書ける

JSONとYAMLの変換は容易

JSONで書ければ、yqユーティリティーなどにより、YAMLへの変換やJSONへの戻しなどが容易に可能となる。

つまり、YAMLでterraformを管理できる

こんな感じ

# yq -y . main.tf.json > main.tf.yml  # JSONファイルをYAML化 (初回のみ)

# vi main.tf.yml                      # YAMLファイルを編集

# yq . main.tf.yml  > main.tf.json    # YAMLファイルをJSON化

注意点

  • JSONの場合、拡張子は .tf.json とする必要がある
  • JSONやYAMLでは、同じ属性をまとめないといけない(単一ファイル内では)
    • 例えば、トップレベルの"resource": { が複数箇所にあってはいけない。
    • (tfでは、マージされるので離れた箇所にあっても良い)
    • ファイルを別ければ、それぞれのファイルに1つなので少し緩和可能
  • 既存のtfファイルをJSON化するオフィシャルなツールはない
  • 変数などは${ }で囲う必要がある(tfでは囲う必要はなくなっている)
    • \${ }の中では、他の変数などに関して、再度${ }を使用する必要はない