pyenvツールを使用して複数のpythonバージョンを管理およびインストールする

Pythonプログラムを開発する際には、異なるバージョンのPythonでテストする必要がある場合があります.pyenvは、同じマシンに複数の異なるpythonバージョンをインストールし、切り替えも便利です.
注意:CentOSシステムでのインストールと構成を例に挙げます.
1、pyenvのインストール
次のコマンドを実行してインストールします.

curl -L https://github.com/pyenv/pyenv-installer/raw/master/bin/pyenv-installer | bash

インストール・タイムズが「pyenv:Git is not installed,can't continue.」と間違っている場合(gitがインストールされていないので続行できません)、gitをインストールしてください(参考:CentOSでgitクライアントツールのインストールと更新).
 
2、環境変数の設定
にありますbashrcファイルに次の構成を追加します.

export PATH="/root/.pyenv/bin:$PATH"
eval "$(pyenv init -)"
eval "$(pyenv virtualenv-init -)"

ここではshell端末を開くたびにpyenvを自動的に初期化するためです.
 
3、インストール可能なpythonバージョンの表示
環境変数を構成した後、shell端末を再開してから、さっきの構成を有効にする必要があります.
新しく開いたshell端末で、サポートされているpythonバージョンを表示するコマンドを入力します.

# pyenv install --list
Available versions:　　#              
  2.1.3
  2.2.3
  2.3.7
  ...
  2.7.16
  2.7.17
  ...
  3.8.0
  3.8.1
  3.9-dev
  ...

 
4、指定バージョンpythonのインストール
まず、必要なライブラリをインストールする必要があります(インストールしないと、指定したバージョンのpythonをインストールするときにエラーが発生する可能性があります):

yum install \
  zlib-devel \
  bzip2 \
  bzip2-devel \
  readline-devel \
  sqlite \
  sqlite-devel \ openssl-devel \ xz \ xz-devel \ libffi-devel

次に、必要なバージョンをインストールします.たとえば、次のようにします.

pyenv install 2.7.16    #    2.7.16   
pyenv install 3.7.5     #    3.7.5   

 
5、バージョン切替
python shellコマンドを使用してバージョン切り替えを行います.

[root@tiger ~]# python -V           #         
Python 2.7.5
[root@tiger ~]# pyenv shell 2.7.16  #     2.7.16   
[root@tiger ~]# python -V
Python 2.7.16
[root@tiger ~]# pyenv shell 3.7.5   #     3.7.5   
[root@tiger ~]# python -V
Python 3.7.5
[root@tiger ~]# pyenv shell --unset #       
[root@tiger ~]# python -V
Python 2.7.5

 
終わります.