フリーランスで案件獲得する為に覚えておきたい事(WEBアプリケーションエンジニア)


概要

私は、SEとして10年以上、WEBアプリケーションエンジニアとしてやってきました。

今回フリーランスとして案件を探すうえで、それなりに苦労したので、
フリーランスで案件を獲得するために覚えておきたい事について、私が思った事を書いていこうかと思います。

※ あくまで、私の主観の記事ですので、皆さまの案件獲得の参考程度に、留めて頂けたら幸いです ※

本書を読むにあたって、私のスペックとしては以下の通りです。

年齢:30台半ば(アラフォー手前)
リーダー経験有・社会人経験10年
要件定義~試験まで、基本的に何でもいけます。

バックエンド開発  6年(Javaメイン)
フロントエンド開発 1年(TypeScript/Angular)
インフラ構築    特になし(AWS何それ?オンプレしか使った事アリマセン)

他にもC言語系の組み込み系開発の経験もあったりしますが、ここでは割愛します。
基本的に、バックエンドの開発が得意なWEBアプリケーションエンジニアと思って頂ければかまいません。

案件獲得にあたって

今回案件獲得にあたって、以下の事を重視して案件を探すことにしました。

・新しい技術にチャレンジする!(今回私は、Pythonサーバサイト&AWSの案件メインで探す!

おそらく本記事を見て頂いている方は、上記のように、
新しい案件で、新しい技術に取り組もうとする人も多いのではないかと思います。

実績

上記を基に、20社くらい案件にエントリーしましたが、
面談までたどり着いたのは、3社でした。ことごとく書類選考で落される始末でした。

自分の技術には自信を持っていたのでショックだったのですが、
今回はそれについて思った事を考察してみようと思います。

企業がフリーランスに求めている事

今回面談を受けているうちに感じてきた事は、
企業がフリーランスに求めている事は、何でも屋という事です。(※もちろん一概そうとは言えませんが)

例えば、企業が求める要求スキルが以下だったとします。

[必須]
・バックエンドの開発経験3年以上
[歓迎]
・フロントエンドの開発経験がある方
・AWSの構築経験がある方

この場合、「バックエンド10年やっています!バックエンドに関してはベテランです!」って方よりも、
「バックエンドもフロントエンドもAWSもほどほどに出来ます」って方のが、採用されやすいと思いました。

企業がフリーランスに求めているものは、業務遂行する上で不安要素が少ないエンジニアかなと思います。
今回の面談の中で、「t_suzukiさんは、バックエンドとフロントエンドは活躍してくれそうですが、AWSの経験がないのがやっぱりちょっと。。」といった形でお断りされた事もありました。

言語というものは、実はそこまで重要ではない!?

今回、Pythonのサーバーサイド案件をメインに探していました。
実はPython自体は経験あっても、私は、Pythonのサーバーサイドの実務経験が無かった為
その点は少し不安に思っておりました。

しかし、実際に面談を受けてみると、
「t_suzukiさんは、バックエンド開発が豊富なので、Pythonのサーバーサイドでは活躍してくれそうだと感じています。」
という意見を頂けたり、バックエンドの開発に関しては、特に問題ないというフィードバックを受ける事が多かったです。

確かに自分の中では、Javaのバックエンド開発を今まで主体でやってきた分、
他の新しい言語でそれを実践するとなっても、それなりに出来る自信はあります。
おそらく企業側の判断としても、そういった判断をして頂けるケースが多いと思います。

上記は、私の経験に基づいた話ですが、
フロントエンド開発でも、 ReactとVueをこれだけ使っていれば、Angularも問題なく出来るだろう と判断されたり、
インフラ構築でも、 GCPの構築経験があれば、AWSも問題なく出来るだろう と判断されたりするかもしれません。

年齢に関して

私は、30半ばでエンジニアとしては中堅の位置にいると思っていますが、
「うちは20代が多いですが、t_suzukiさんはコミュニケーションについては問題ないでしょうか?」と聞かれる事がここ最近増えてきました。

ベテランエンジニアとして、指導にも期待しているという評価を頂ける事もありますが、
歳をとっていくにつれて、年齢の理由で、案件数が減ってしまう傾向もあるので、
早いうちに地盤を固めるという事は大事な事なんだろうなと思いました。

Mac使える?

企業様のPCがMacである事が非常に多くなってきました。
※※ 私がフリーランスになって、これまで面談受けてきた中で、半数以上がMacでした。※※

一昔前まではこのような事が無かったかと思いますが、
Windowsしか扱った事がないエンジニアは、Macでの開発に慣れていった方が、今後とも良いかもしれません。

まとめ(フリーランスが案件獲得する為に)

色々と思った事を書きましたが、
大事なのはインフラ・フロントエンド・バックエンドを幅広く扱えるような、スキルと実績が大事なんだろうなと思いました。

今まではバックエンドだけ出来ればいいや!って思って、エンジニアとして生きてきたところもありますが、
そういう考え方だと、逆に案件の幅を狭めてしまい、エンジニアとしての寿命を逆に縮めてしまいかねないなと思いました。

あとは、自分のスキルに見合った単価の案件か?ということです。
単価の高い案件であればある程、競争率もあがり、案件獲得が難しくなります。
自分の実力を客観的に見たら、このくらいの単価が妥当かな?という線を自分の中で持っておくことも大事かもしれません。

以上となります。ここまで見て頂きありがとうございました。
皆さまの案件獲得の参考になれば幸いです。