【NVIDIA Jetson Nano Wi-Fi接続とSSD化・ケースへ格納】


Wi-Fi接続

USBドングルよりも、バッファローのアダプター
WLI-UTX-AG300/C
が良い感じ。
https://www.buffalo.jp/product/detail/wli-utx-ag300_c.html

ドングルよりもちょっと高価だし、サイズも大きくなってしまうけど、

  • AOSS/WPSで接続設定が簡単。
  • 接続が切れない(最初に使ってみたUSBドングルはSSH接続が時々切れた)。
  • 電源はJetson NanoのUSBポートから取れる。ポートが足りなくなったら外部からでも給電できる。
  • LANポートで通信するので、USBポートでのSSDへのアクセスと競合しない(ような気がする。Jetson NanoのUSB3.0ポートは4つあるけど、実体は一つでUSBハブのような仕様になっているらしい。)

SSD化してケースへ

1TBも使うことはないだろうけど、Samsung SSD 1TB 860QVO を購入。

  • Geekwormのストレージ拡張ボード T300 V1.0
  • 専用の金属ケース T300-C2

https://geekworm.com/collections/nvidia
を使用した。

ケースには、5Vの給電を行うためのジャンパーピン、電源スイッチ(とジャンパーピン)、リセットスイッチまで付属しているので、後はクーリングファンと5V電源アダプターを準備すれば一通り揃うはず。リセットスイッチはともかく、電源スイッチがないと、いちいちケーブルを抜き差しするしかないのでちょっと面倒。

組み立て方は下記の動画を見ればだいたい分かる。組み立てに必要なのはプラスドライバー1本。
https://www.youtube.com/watch?v=SpUB6h4Akp4

ただ、動画ではクーリングファンをケースに付属のネジで留めているのだけど、なんだかサイズが合わなかった。ネジの頭が小さすぎでうまく留まらない。作業時にビスを留めておくためのピンセットまで付いているのだけど。使ったクーリングファンは、
Noctua NF-A4x20 5V PWM 40mm
クーリングファンに付いていたネジ類もサイズが合わなかったので、結局、ビニタイでヒートシンクに留めてしまった。

サンプルのプログラムをしばらく動かしただけども、CPU温度は上昇傾向なのでファンがないと本格運用は難しいのではないかと思う。

あとは、ストレージ拡張ボードに付いていた謎の二股給電ケーブル。
結局使わなかったけど、根元の方のピンがJetson Nano本体のピンとサイズが違うので、これを利用するためには別の5V電源アダプターを用意しないといけない。たぶん、SSDなら給電不要だと思うけど、HDDを使う場合はUSB給電だとパワー不足になるのかもしれない。