gcc, makeがありませんのトラブルシューティング


環境

Ubuntu20.4

はじめに

次のコマンドでrbenvをインストールした。

git clone https://github.com/rbenv/rbenv.git ~/.rbenv

そのあと、公式サイトに、次のコマンドを実行すると高速化が図れるよ、しかし、コマンドに失敗しても無視してOKとは書いてあったが、指示通りに実行してみると。

cd ~/.rbenv && src/configure && make -C src

次のようなエラーがでてくる。

warning: gcc not found; using CC=cc
aborted: compiler not found: cc

どうも、Cの開発環境が入っていないもよう。gccとはCのコンパイラのこと。次のコマンドで、Cの開発環境をごっそりインストールできるらしいので試してみることに。

参考URL
https://kazuhira-r.hatenablog.com/entry/2020/11/30/204027

sudo apt install build-essential

確かに、入っていないようです。

make --version
-bash: make: command not found

gcc --version
-bash: gcc: command not found

では、実行することに。

sudo apt update
sudo apt install build-essential

gccインストールできました。

gcc --version
gcc (Ubuntu 9.3.0-17ubuntu1~20.04) 9.3.0

makeもインストールできました。

make --version
GNU Make 4.2.1

再びトライ。

cd ~/.rbenv && src/configure && make -C src
make: Entering directory '/home/vagrant/.rbenv/src'
gcc -fPIC     -c -o realpath.o realpath.c
gcc -shared -Wl,-soname,../libexec/rbenv-realpath.dylib  -o ../libexec/rbenv-realpath.dylib realpath.o
make: Leaving directory '/home/vagrant/.rbenv/src'

何やら、メッセージが表示されたが、うまくいっています。