コードを消す会
weblio辞書開発チームでは定期的に「コードを消す会」を実施しています。
時間をかけず開発コストを下げるのにとてもいい取り組みだと考えています。
コードを消す会ルール
事前準備
- 日頃の開発中に消せるコードを探す。消せるような気がするというレベルでOK。本当に消して問題ないかは会当日に調査する。
- 消せそうなコードを見つけたら、リポジトリに「コードを消す会」ラベルを付けてissueを作成する。
当日
- 会の時間は4時間~1日。
- 新しくコードを追加することはしないが軽微な修正(変数名の変更、変数からリテラルへの変更、JavaDocコメントや一部アノテーションの追加等)はOK。
- 時間内に行うのは実際にコードを消してプルリクを作成すること。レビューは含めない。
- 実は使われているコードだった等、調査の結果消す事が出来ないと分かった場合その旨をissueに記載しcloseする。
良い点
- 不要コードが減ることで、開発時にコードの見通しが良くなる。
- コードを消すだけなので、リファクタリングと異なり取り組みやすい。
- コードへの理解が深まる。
悪い点?
- 不要コードがあまりないプロダクトでは実施する意味がない。 (そもそも不要コードがない状態が理想ですが、歴史が古い&大規模なプロダクトでは難しい・・・)
実績
- 単語ごとに処理を分けるために読み込んでいたが、実は処理を分ける必要がなかったため読み込みが不要になったcsvファイル(70万行以上)の削除
- スマホサイトに関するCSSのPCサイトでの読み込み処理の削除
- 呼び出されていないAPIの削除(結果、サーバが1つ不要になりそう)等
まだまだ削除できそうなコードに関するissueが作成されているため、
(スマホサイトでのみ読み込めばいいファイルや、リニューアル前のページに関する処理など)
これからもコードを消す会を実施していきたいと考えています。
おわりに
コードを消す会の翌日に会の振り返りも実施しています。
辞書開発チームでは振り返りにも力をいれているので、そちらについてもまた記事をかけたら良いなと思います。
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Author And Source
この問題について(コードを消す会), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/my____/items/efd1dcfb227a9f39fb49著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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