PowerAutomateってどうなの?


Microsoft公式!無償!RPAソフト "Power Automate Desktop"

数年前にUIpathやWinActerといった有償のRPAソフトが世(私の周り)を騒がせていたが、なんとあのMicrosoft社がレコーディング機能を搭載した無償のRPAソフトを出してしまった。。。

こちら提供開始からもう意外と時間が経っていて、2021年3月リリースの通称PAD(パッド)。

Microsoftで前々から提供していたものでは Microsoft Power Automate(旧:Microsoft Flow) があったが、PADとは何が違うのか?

ちなみに、
Microsoft Power Automateでつくられたオートメーションは、クラウドフロー、
Power Automate Desktopでつくられたものは、デスクトップフローと呼ばれる。

Power Automate デスクトップフロー/クラウドフローそれぞれの強み

両方を触りだしてまだ数週間だが、所感はこんな感じ↓↓↓

デスクトップフローの強み

・ローカルファイルの読み込み
・webスクレイピング
・Powershellを使ったスクリプトの利用

ローカルで、そしてデスクトップ上で、マウスをカチカチしていた作業を自動化したいときに活躍しそう。
レコーディング機能もあるので、フロー実装もまあまあ簡素化されてる。

クラウドフローの強み

・グループメールアドレスからのメール送信
・Microsoftのクラウド上(sharepointなど)のファイルの読み込みや編集
・ある条件のメールを受信したらTeamsへ投稿するなどのソフト間連携

こちらはユーザー認証が必要な作業で大活躍。M365利用きていて、クラウドをしっかり使っている人たちには必須のツールだと思う。

まとめ

デスクトップフローとクラウドフロー、それぞれ守備範囲が大きく異なるので、自身のインフラ環境と活用目的からどう作り込むのがベストか、しっかり考えてから手をつけた方がいい。