【2020年大晦日版】CentOSとRedhat、そしてオープンソースということ


CentOS プロジェクト終了の衝撃

2020年12月、CentOS関連で気になるニュースがありました。

個人的には、ここのところ Debian や Ubuntu を使用するのが殆どで yum なんて使ってない。ので Centos のリリースサイクルがちょっと変わったくらい、だろうと思っていた。大体、Fedoraが出た時点でおかしいだろ、と思って Ubuntuに渋々乗り換えた派だし。とはいえ、それだけではない模様で。。。

なるほど、最新のCentOS 8は CentOS Stream に移行するからLTSサポートはCentOS 7までで打ち切り、と言われたら困る。。。やっぱりIBMに買収されたから?そういえば、SunがOracleに買収されてからJavaもMySQLもちょっとアレになってしまったよね。。。ということで、

やはり RedHat社においてCentOSは重荷でしかなかった模様です。。。

とは言え、Dockerを始めとするコンテナ技術がメインストリームになり、クラウドはただのサービスからサーバレス化してイベントドリブンなサービスが出てきたり、FacebookやGoogleはデータセンターごと自作してオープンにしてしまうとか、ハードウエアとサービスの用途がどんどん変化しOSの重要性はより一層深まるばかり。

当然、OSという基盤を担うソフトウェアの開発コストとリスクは飛んでもないものだ。それを小さな会社が単独で担う、というのにも限界があるし、確かに VSCode を始めとする Microsoft がリリースするOSSのプロジェクトはなかなかエキサイティングだ。OSS後進組だったからこそ、"ちゃんと狙ってる"感はありますよね。

オープンソースの重要性はここでいうまでもなく、僕らがより良いサービス、プロダクトを提供して行くためにはオープンソースに関わるみんなの力が必要な訳で。
大手だからいい、とか大手だから悪い、というわけではなくこれからもオープンソースを"サステナブル"に活用していくためにはどういうカタチが良いのだろうか、というぼんやりとした感じで今年最後の記事を締めくくりたい。

今年もお疲れ様でした。