RS-WFIREX3とGoogleHomeを使って家をハッピースマートホームにしてみた


この記事を読んでできること

・google homeに「ok,google.エアコンつけて/消して」と声をかければ,家電を操作できるようになる
・スマートフォンを使って家の内外からでもエアコン等を付けられる

用意するもの

  • RS-WFIREX3
  • Google home
  • スマートフォン
  • Wi-Fi ルータ(2.4GHz帯が利用できるもの)
  • 赤外線で動く家電

背景

過去記事より 【[IFTTT]Google Homeから声でツイートできるようにする

google homeを買ってから約1年、朝のニュースとキッチンタイマー以外に使わなくなってしまった。(それでも十分役に立っているのだけれど)
やはりハンズフリーでできることは素晴らしく、電気やエアコンの操作とかもっと色々なことができればなぁと思っていた矢先、「スマートリモコン」なるものの噂を聞いた。なんでもスマートスピーカーと連動して赤外線の家電が動かせるらしいのだ。早速試さなくては。

スマートリモコンについて

スマートリモコンの仕組み自体はスマートフォンから飛ばした命令をWi-Fiを経由で受け、赤外線を飛ばすことのできる機器のようだ。機器にもよるが、基本的な家電の赤外線はある程度網羅しているらしく、またその家電のリモコンさえあれば赤外線を手動で覚えさせることができるため、リモコンの集約も可能になる。一連の命令をマクロで実行したりもできるようなので複数の家電を同時に操作することもできるようだ。

1点だけ注意したいのが、いずれのスマートリモコンもWiFiの2.4GHz帯を利用すること。5GHzだけしか使えないルータはないとは思うが、マンション等インターネットが元々ついているタイプの住居に住んでいる人は注意してほしい。5GHzは対応していない。

スマートリモコン「RS-WFIREX3」の選定

スマートリモコンの種類はいくつかあるが、動作が安定しているように思えるラトックスシステム社の RS-WFIREX3 を選んだ。

RS-WFIREX3の初期設定

マニュアル参照。

手順

①スマートフォンでアプリをダウンロードする
②スマートフォンからWiFi接続⇒RS-WFIREX3を探して接続
③連携ができたらRS-WFIREX3にWiFiを覚えさせる

※詰まったところ
WiFiのSSIDをRS-WFIREX3が拾ってくれなかった。手動登録でうまくできた。簡単登録より手入力でやった方が確実かもしれない。

こうしてスマートフォンとRS-WFIREX3が連携できた。

家電操作

次にスマートフォンから家電を操作できるようにする。対象と結果は下記。

・エアコン⇒登録済みのものを使用。電源のオンオフができたらokなので良し。
・テレビ⇒しっくりくるのがなかったのですべて手打ちで登録
・照明⇒しっくりくるのがなかったので全て手打ちで登録
・サブモニタ⇒登録済みのものを使用。

手順

①家電の型番をアプリで検索する
②型番に近いもので操作してみる、満足が行く操作ができたら次へ
③満足が行く操作ができないならば片っ端から試す
④どれもうまくいかなければ手動で登録する(ボタンが少なければこちらのほうが楽)
⑤①~⑤の繰り返し
⑥終わり

これでスマートフォンから各家電の操作ができるようになった。

余談

iPhoneやandroidのウィジット機能を使えばアプリをいちいち開かなくてもすぐに操作ができる。便利なので登録しておいて損はない。

Google homeとRS-WFIREX3を連携させる

①アプリから家外での利用ができるようにする
②スマートスピーカーとの連携を行う

※詰まったところ
設定し始めた当初、なぜか家外の設定ができなかった。次の日に設定してみるとなぜかできた。本当にわからない。

これでGoogle homeに話しかけるだけで家電の操作ができるようになった。また、地味に出先からエアコンの電源を入れることができるのも利点だ。

最後に

話すだけで家電の操作ができるのはなかなか近未来感があっていい。実際リモコンを探す⇒ボタンを押すという操作を一言で済ますことができるのは便利だ。一連の命令をマクロで実行したりもできるようなので「OK google,いってきます」というだけですべての家電の電源をオフにするというマクロも作ってみたいと思う。

使用感としてはRS-WFIREX3を置く位置が悪いのか、エアコンは確実に応答してくれるが、電灯はなかなか点いたり消えたりしてくれなかったりする。
(google homeは反応してくれている)
3回同じことを繰り返して言うのはちょっと面倒でスマートフォンから操作したりもする。今後のアップデートを祈るばかりだ。