AfterEffectsから透過動画を書き出してUnityで再生する


前提

UnityはWebM(VP8)形式であれば透過動画をサポートしています
しかしAfterEffectsから直接WebM(VP8)を書き出すことはできないため、ffmpegを使ってWebM形式の動画を作成する手順です

まずは透過TIFで書き出す

After Effectsから直接WebMで書き出すことはできないため、まずはTIFFで書き出します

透過TIFをffmpegでWebMに変換する

最もシンプルなコマンド
ffmpeg -i "filename_%05d.tif"  -auto-alt-ref 0 -c:v libvpx output.webm
画質を指定する
ffmpeg -i "filename_%05d.tif"  -auto-alt-ref 0  -c:v libvpx -crf 10 -b:v 4M output.webm
画質とFPSを指定する
ffmpeg -framerate 24 -i "filename_%05d.tif"  -auto-alt-ref 0  -c:v libvpx -crf 10 -b:v 4M 
 -r 24 output.webm
画質とFPSを指定して音声と結合する
ffmpeg -framerate 24 -i "filename_%05d.tif" -i "audio.aif" -c:a libvorbis -auto-alt-ref 0 -c:v libvpx -crf 10 -b:v 4M -r 24 output.web
オプション 意味
-crf 画質目安(0に近づくほど高画質)
10から始めるのがオススメ
-b:v 最大ビットレート
-framerate 入力画像のfps
-r 出力動画のfps
-c:a libvorbis orbis 形式で音声をエンコードする

Unityにインポートする

インポートしたVideo ClipのKeep Alphaにチェックをつけます

Androidで動画が透過されない場合

Video Clipのインポート時にTranscodeを有効化すると透過されるようになります